感想:目撃!にっぽん 「泣き寝入りはしない~密着“コロナ切り”との闘い~」
”拡大、再生産しないためにどこかで楔を撃たないといけない”
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読書は読書記録アプリがあるのに、TV・動画には無いようなので、ブログに記録することにしました。見やすくわかりやすく、比較的Fakeの心配が少ないだろう、NHKのサイエンス系番組を好んで見ています。
2020/6/28放送 目撃!にっぽん 「泣き寝入りはしない~密着“コロナ切り”との闘い~」
2020年4月からの三重県の労働組合への取材。第一波の際の雇止めに関する相談。特に、海外にルーツを持つ方が今回は多い。
アパートを明日にも追い出されるかもしれない。そんな不安な状況で、労働組合の人が駆けつけて交渉に介入。本当に困っている人たちにとっては、救世主だろうと思う。
「会社はこの手法によってこの人を諦めさせ泣き寝入りをさせたという経験があれば、その経験に味をしめて同じことを繰り返す。泣き寝入りして諦めることは一見簡単だが、それを拡大、再生産、固定化していく。どこかで楔は打たないといけない」
穏やかに話されていたが、強い信念なのだと思う。
緊急事態宣言を理由に、派遣村の自粛が市から要請された。
「本来は市がちゃんと労働者に対する保障であったりサポートをしているんだったら、別に私たちはやる必要はない。首切られて生活困窮してその人の生き死にに関わることが不要不急ですか」
怒りが滲んでいた。