感想:パンデミック 激動の世界 (3)「停滞か変革か 岐路に立つグローバル資本主義」

Nao in Tokyo
Sep 15, 2021

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一部の日本企業の対応、タイの経済へのダメージの紹介

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読書は読書記録アプリがあるのに、TV・動画には無いようなので、ブログに記録することにしました。見やすくわかりやすく、比較的Fakeの心配が少ないだろう、NHKのサイエンス系番組を好んで見ています。

シリーズ 「パンデミック 激動の世界」

新型コロナウイルスに関連する政治・社会変動を追う特集番組。第一回の2020年8月から、定点取材も続けており、コロナによる社会の変動を継続的に追跡

2020/9/27放送 パンデミック 激動の世界 (3)「停滞か変革か 岐路に立つグローバル資本主義」

日本企業の苦境と対応についての取材が半分、世界の経済情勢を伝えるパートが半分という印象。

番組の公式なサマリはこちら

<印象に残ったエピソード>

●みちのりグループ

地方のバス会社グループ。道路にセンサーを設置して、運転の無人化を進めたい考え。自動運転を実証実験中。利用者に向けたアプリの開発で、チケットの発行等も一元化する。

何がすごいのかというと、それまでどちらかというとデジタル化に取り残されていた企業が、日本でもあまり例のない実証に乗り出したこと。生き残りをかけた危機感と本気を感じる。

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●AGC

世界最大級のガラスメーカー。熟練技術者を海外の生産拠点に派遣できないため、リモートでの技術指導を開始。デジタル化に力を入れる。

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●日本航空

国際旅客へのダメージが大きく、国内の無人貨物を検討

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●新興国の状況

タイで観光需要が激減。痩せこけたゾウや、フードデリバリーの配達員に殺到する人々が紹介されていた。また、観光客向けの店舗がインターネット通販に進出を考えるものの、巨大IT企業との価格競争に勝てないという現実も紹介される。

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個人的には、第1-2回に比べて、あまり目を引く話がなかった。残念。

Photo by Kyle Glenn on Unsplash

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Nao in Tokyo

日本人/東京在住/テレビ・ニュース・書籍等の感想ブログ *** Japanese/ Live in Tokyo/ Blog about TV, news, books, etc. What I see, hear, and think in Japanese I translate into English